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R6.2.10~3.3「第四回名勝三保松原・清見潟展」開催

第四回名勝三保松原・清見潟展 「浮世絵と戦前の絵葉書で楽しむ三保松原と『私の三保松原』展」

名勝三保松原・清見潟展では、三保松原ゆかりの絵画や工藝など、古典作品を中心に紹介してきました。
三保の美は、太古から同じように私たちを見守り生きる希望と救いを与える蓬莱です。
古典に留まらず、今もなお様々な文化、芸術が創造されています。

今回の展示では、浮世絵作品4点と戦前の絵葉書の展示に加え、「私の三保松原」展として、タティングレース作家の高木桂一氏が三保松原を題材に制作された作品を展示します。
古典作品とともに、現代作家が表現した三保松原の美をお楽しみ下さい。

期間:令和6年2月10日(土)~3月3日(日)9時~16時30分
場所:みほしるべ1階展示室内
主催:NPO法人 三保の松原・羽衣村
共催:静岡市

 

左:「羽衣」 高木桂一  右:「夢の馬車」 高木桂一

「羽衣」は、能「羽衣」で演者が付ける冠をイメージして制作された作品。天女が舞い降りる姿を重ねた鳳凰や、浮世絵の風景画をイメージした三保から望む富士山と駿河湾、「羽衣の松」が表現されています。
今回は、三保松原をイメージした上記作品のほか、平安時代の牛車、花車とヨーロッパの馬車をコラボした「夢の馬車」など全8作品を展示します。

【作家紹介】
静岡市在住。日本アートクラフト協会常任理事、タティングレース選任講師として全国に教室を展開。
立体的な作品や日本的な作品も手掛ける。
糸に魔法をかけたような芸術作品。
※タティングレースとは
ヴィクトリア王朝時代、王侯貴族の貴婦人たちの間で愛されていた手法で、シャトルという小さな道具に巻いた糸で結び目を作り、模様をつくっていく結びの技法で、日本には明治時代に修道女や宣教師の婦人たちによって伝わった。

第四回名勝三保松原・清見潟展チラシ