月百姿 きよみかたそらにも関のあるならば 月をとゝめて三保の松原
明治19年(1886)
月に取材した歴史・巷説・風俗・鳥獣などさまざまな題材で描かれる全百図の一図。内容は能や歌舞伎に基づいた作品も多く、武将や美人画など多肢に渡る。駿河侵攻の際の武田信玄が、三保松原から清見潟を眺めている。信玄の姿は明確に、風景は月の光を浴びて幻想的な雰囲気となっている。
明治19年(1886)
月に取材した歴史・巷説・風俗・鳥獣などさまざまな題材で描かれる全百図の一図。内容は能や歌舞伎に基づいた作品も多く、武将や美人画など多肢に渡る。駿河侵攻の際の武田信玄が、三保松原から清見潟を眺めている。信玄の姿は明確に、風景は月の光を浴びて幻想的な雰囲気となっている。