芸術の源泉 三保松原

浮世絵Ukiyo-e

  • 浮世絵東海道分間延絵図第7巻 江尻清水三保他

    江戸時代の東海道の絵図で、江尻・清水・三保・府中・久能・丸子が掲載。

    所蔵 / 公共・三保交流館

  • 浮世絵冨嶽三十六景 東海道江尻田子の浦略圖

    北斎の代表作である富士山を題材とした全四十六図の一図。『万葉集』の山部赤人が詠んだ歌で知られる田子の浦を描いた作品。田子の浦は、富士川を挟み三保の入江から浮島ヶ原までの広範囲にわたる海岸の総称とされている。本図は江尻の図として遠景の浜辺では塩浜で働く人々の姿が小さく描かれ、雄大な富士を背景に、近景では、荒波の中漁師たちの奮闘する姿が描かれている。

    所蔵 / 東京国立博物館

  • 浮世絵五十三次名所圖會 十九 江尻 田子の浦 三保の松原

    広重の晩年の作品であり、縦の構図で描かれているため「竪絵東海道」とも呼ばれる全五十五図の一図。右手から延びる三保松原と、海上には清水湊に出入りする舟が描かれている。対岸には愛鷹連山と雄大な富士が望まれ、手前の浜に描かれた網干と、遠景の富士の三角形が相似形を成している。

  • 浮世絵名勝八景 三保落雁 駿州清見寺吉原當遠景

    武蔵・相模・駿河の景勝の地を八カ所選んで、中国の瀟湘八景になぞらえた全八図の一図。久能山からの眺望。富士山、三保松原、清見寺が描かれている。左手側に清見寺、右に三保松原、奥に富士山と山に沿って描かれた雁の群れなど、典型的な三保松原図と同様の構図となっている。清水の港や多くの舟が描かれ、港(湊)の賑わいを見ることのできる作品。

    所蔵 / 国立国会図書館

  • 浮世絵東海道五拾三次之内 江尻 三保遠望

    広重の出世作となった通称「保永堂版東海道」と呼ばれる全五十五図の一図。船が行き交う江尻の港から三保松原を望む。富士山と組み合わせるのではなく、港のにぎわいと三保の松原に焦点を絞った構図は、風景画として、構図をまとめた広重の感覚が生きている。緑で彩られることの多い松原をモノトーンで表現したことで、より印象深い作品となった。

    所蔵 / 静岡県立美術館

  • 浮世絵東海道五十三對 江尻

    幕末期の歌川派を代表する絵師・広重、三代豊国、国芳が筆をとった全五十五図の一図。主題は東海道の風景ではなく、宿場とその地方に伝わる物語や伝説の人物が描かれ、画面の上部の枠内には宿場に関係する歴史古事、狂歌などが記されている。本図は漁師に奪われた羽衣を取り返し、空高く舞い上がる天女の姿が、枠を突き抜けて描かれている。

    所蔵 / 静岡市東海道広重美術館

  • 浮世絵東海道 十九 五十三次 江尻

    広重の東海道揃物作品で題字が隷書体で書かれているため「隷書東海道」とも呼ばれる全五十五図の一図。松原側からの清見潟と富士山の遠望が描かれている作品。他の作品とは異なり、富士に対して松原の距離が近い構図となっている。

    所蔵 / 静岡市

  • 浮世絵東海道五十三次之内 江尻 弥次良兵衛

    東海道の各宿場とともに、宿場から連想される芝居の配役と、その配役に相応しい役者を見立てた全百四十枚以上といわれる揃物の一図。十返舎一九著『東海道中膝栗毛』の登場人物、弥次良兵衛(中山文五郎 )と、背景には広重の『東海道五拾三次之内(保永堂版東海道)』より「江尻 三保遠望」が借用されており、表題は羽衣伝説に登場する「天女の羽衣」に縁取られている。

    所蔵 / 静岡市