書畫五拾三驛 駿河 江尻 三保ノ松 羽衣ノ古事
明治5年(1872)
明治期に描かれた東海道を題材とした全五十五図の一図。東海道各宿の風俗に名家の書を附した作品で、中には洋風画もあり文明開化の東海道が描かれている。右端に表題に沿って描かれた電信柱も、時代を表している。本図では枠を飛び出し三保松原の上を羽衣をまとい昇天する天女が描かれている。富士と三保松原の風景を歌川重清が描き、天女を歌川芳晴が描いている。
明治5年(1872)
明治期に描かれた東海道を題材とした全五十五図の一図。東海道各宿の風俗に名家の書を附した作品で、中には洋風画もあり文明開化の東海道が描かれている。右端に表題に沿って描かれた電信柱も、時代を表している。本図では枠を飛び出し三保松原の上を羽衣をまとい昇天する天女が描かれている。富士と三保松原の風景を歌川重清が描き、天女を歌川芳晴が描いている。