芸術の源泉 三保松原

東海道名所圖會

元治元年(1864)

東海道を日本橋から京(内裏)まで全十二図の連続した作品であり、そのうちの三島から掛川までを描いた三枚。絵図や絵地図のように宿場や地名も書き込まれ、文久三年の十四代将軍徳川家茂の上洛を題材にした行列が描かれている。三保松原だけではなく、先端に当たる三保の岬や、羽衣の松も描かれている。

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