芸術の源泉 三保松原

東海道薩陀峠之景

文久2年(1862)

文久三年の十四代将軍徳川家茂の上洛を題材にした三枚続きの作品。薩陀峠を越える家茂の行列を描いている。中央に半島のように薩埵峠を強調し、左側上部に富士山、右側の版の上部には三保半島全てが松に覆われている中に三保松原が描かれている。実際には見ることが出来ない風景だが、空間の広がりを感じさせる構図として描かれている。

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