羽衣
文化1-15年頃(1804-1818)

宝冠をかぶり唐服をまとった天女が左手を漁師に差し出し、羽衣を返してくれるよう頼んでいる場面が描かれている。背後の松には翼を着けた羽衣がかけられている。天女と漁師の足元には波が打ち寄せ、ここが海岸であることを示している。三保松原の羽衣伝説は謡曲「羽衣」によって広く普及し、浮世絵の題材となった。
文化1-15年頃(1804-1818)
宝冠をかぶり唐服をまとった天女が左手を漁師に差し出し、羽衣を返してくれるよう頼んでいる場面が描かれている。背後の松には翼を着けた羽衣がかけられている。天女と漁師の足元には波が打ち寄せ、ここが海岸であることを示している。三保松原の羽衣伝説は謡曲「羽衣」によって広く普及し、浮世絵の題材となった。