芸術の源泉 三保松原

羽衣

昭和初期(1920年代後期-30年代前期)

左隻の富士山と天女、右隻の松の取り合わせで、三保松原を舞台にした羽衣伝説を表す。優雅な天女の描写には、仏画を中心とした古典絵画の研究成果が生かされており、砂子や切箔など様々な装飾を散らして豪華に仕上げた金地に、あざやかな色彩が映える。伝統的な主題を、堅実な古典研究と近代的な感覚で表した優品。

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