黒繻子地 富士三保松原文様繍打掛
江戸末期-明治時代(19世紀)
松原と塩焼きの煙立ち上る浜、そのはるか向こうにそびえる富士山。名勝・三保の松原の風景を金糸を交えた刺繍で表した華麗な打掛である。富士山に飛来する鶴の姿がめでたい印象を醸し出し、単なる風景にとどまらない意匠になっている。婚礼などの特別な席で着用されたものか。
江戸末期-明治時代(19世紀)
松原と塩焼きの煙立ち上る浜、そのはるか向こうにそびえる富士山。名勝・三保の松原の風景を金糸を交えた刺繍で表した華麗な打掛である。富士山に飛来する鶴の姿がめでたい印象を醸し出し、単なる風景にとどまらない意匠になっている。婚礼などの特別な席で着用されたものか。