富士三保松原図屏風
室町時代(16世紀)
右隻に駿河湾越しの大きな富士山を望み、左隻には清見関や清見寺、江尻宿などが描かれる。左右隻をつなぐように三保松原が描かれ、先端にひときわ大きく表されるのが羽衣の松であろう。丸みをおびた富士山頂や金雲のわき立つようなリズムが、のびやかな印象を与える。山あいでは桜が満開。春らしいおおらかな画趣が魅力である。
室町時代(16世紀)
右隻に駿河湾越しの大きな富士山を望み、左隻には清見関や清見寺、江尻宿などが描かれる。左右隻をつなぐように三保松原が描かれ、先端にひときわ大きく表されるのが羽衣の松であろう。丸みをおびた富士山頂や金雲のわき立つようなリズムが、のびやかな印象を与える。山あいでは桜が満開。春らしいおおらかな画趣が魅力である。