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 日本画富士山図 三保松原・清見寺・富士山を定型化した構図で描く本作は、全体に淡い墨調でまとめられ、湿潤な空気感の描出に意が注がれている。その繊細な筆墨が本作の見所である。探幽に始まる江戸狩野派の富士山図の優品といえるだろう。狩野洞春(?~1723)は、狩野探幽の養子・益信の養子で、駿河台狩野家の二代当主。 所蔵 / 静岡県立美術館 
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 エレーヌ能面(小面) エレーヌが実際に使用していた能面。羽衣に用いられる小面(女面の一種)である。面の様子は薄手で室町後期~江戸初期のものであると推測され、76才盈親春若作と記入されている。盈親(えいしん)は喜多流能楽師シテ方の10代目である。 所蔵 / 静岡市 
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 エレーヌ能装束(唐織風のもの) 能装束(能に使う衣装)の一番上に着た、唐織を真似て作ったもの。写真を見てエレーヌが銀地の厚手の生地で手縫いで作り、絵も自分で描いた。この衣装のすぐ下に着たものは日本製だが、エレーヌの遺品と共に墓地に埋めた。 所蔵 / 静岡市 



