芸術の源泉 三保松原

ジャンルから探すSearch from the Genre

  • 浮世絵東海道名所之内 清見寺

    文久三年の十四代将軍徳川家茂の上洛を題材にした全百六十二図の一図。興津の清見寺は奈良時代の創建で、かつて関所も置かれ、様々な歴史の舞台として名高い場所であった。現在は清見寺から三保松原は見えないが、当時は遮るものが無く三保松原は見下ろせたであろう。清見寺、三保松原、富士山には密接な関係があり、浮世絵はじめ多くの絵画に描かれた。

    所蔵 / 国立国会図書館

  • 浮世絵東海道沖津驛勝景

    文久三年の十四代将軍徳川家茂の上洛を題材にした三枚続きの作品。三枚の横に長い画面全体で長い行列と、行列に向かい跪いている人々の様子が細かく描かれている。鳥瞰図のような描写で、背景に富士山、三保松原、久能山、清見寺など名所が描かれている。

    所蔵 / 静岡市

  • 浮世絵東海道名所之内 久能山

    文久三年の十四代将軍徳川家茂の上洛を題材にした全百六十二図の一図。徳川家康が祀られている久能山東照宮と三保松原が描かれている。久能街道から見た風景であろう。富士山と三保松原の眺望と共に、久能山東照宮へと続く長い石段も描かれている。

    所蔵 / 静岡市東海道広重美術館

  • 浮世絵雙筆五十三次 江尻

    上部に広重が風景を、下部に役者・美人画で名を馳せた三代豊国が人物を手がけ一枚の作品をかき分けて東海道を描いた全五十五図の一図。この揃物内では唯一、天女が上部に、風景が下部に配置されている。天に舞い上がった色鮮やかな天女は鳳凰の尾をつかった羽衣と共に、美しい姿で描かれている。富士山を眼下に望み天へ上る姿は、三保松原の羽衣伝説を見事に描いている。

    所蔵 / 静岡市

松原保全に関する文献や書籍のデータベース

松原保全に関する文献や書籍のデータベースです。
松原の保全活用のための研究や活動にお役立てください。
収録している資料はすべてみほしるべで保管しています。