芸術の源泉 三保松原

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  • 浮世絵三保の羽衣

    富士を足下遠くに望み、天に昇っていく天女が描かれている。漁師の白龍から、取り戻した羽衣を舞いながら天に戻りつつ、再び失わないように、しつかりと抱くように持つ様子であると推測される。

    所蔵 / 国立国会図書館

  • 浮世絵月百姿 きよみかたそらにも関のあるならば 月をとゝめて三保の松原

    月に取材した歴史・巷説・風俗・鳥獣などさまざまな題材で描かれる全百図の一図。内容は能や歌舞伎に基づいた作品も多く、武将や美人画など多肢に渡る。駿河侵攻の際の武田信玄が、三保松原から清見潟を眺めている。信玄の姿は明確に、風景は月の光を浴びて幻想的な雰囲気となっている。

    所蔵 / 国立国会図書館

  • 浮世絵三保の松原道中

    この作品は駿河の二丁町に住む通人  酒楽斎滝麿が四方赤良(太田南畝の狂歌師としての名)の門に入った記念として刊行された作品で、上部には四方赤良や門人の狂歌が添えられている。図には色鮮やかに着飾った旅の一行が描かれているが、実は江戸近郊の物見遊山の様子であるが、その背景に見えるのは三保松原である。久能側から観た松原と富士山を描いたのは、駿河住人の酒楽斎に関係した内容としたためである。  

    所蔵 / 太田記念美術館

  • 浮世絵冨嶽三十六景 東海道江尻田子の浦略圖

    北斎の代表作である富士山を題材とした全四十六図の一図。『万葉集』の山部赤人が詠んだ歌で知られる田子の浦を描いた作品。田子の浦は、富士川を挟み三保の入江から浮島ヶ原までの広範囲にわたる海岸の総称とされている。本図は江尻の図として遠景の浜辺では塩浜で働く人々の姿が小さく描かれ、雄大な富士を背景に、近景では、荒波の中漁師たちの奮闘する姿が描かれている。

    所蔵 / 東京国立博物館

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