芸術の源泉 三保松原

ジャンルから探すSearch from the Genre

  • 浮世絵東海道 十九 五十三次 江尻

    広重の東海道揃物作品で題字が隷書体で書かれているため「隷書東海道」とも呼ばれる全五十五図の一図。松原側からの清見潟と富士山の遠望が描かれている作品。他の作品とは異なり、富士に対して松原の距離が近い構図となっている。

    所蔵 / 静岡市

  • 浮世絵東海道五十三次之内 江尻 弥次良兵衛

    東海道の各宿場とともに、宿場から連想される芝居の配役と、その配役に相応しい役者を見立てた全百四十枚以上といわれる揃物の一図。十返舎一九著『東海道中膝栗毛』の登場人物、弥次良兵衛(中山文五郎 )と、背景には広重の『東海道五拾三次之内(保永堂版東海道)』より「江尻 三保遠望」が借用されており、表題は羽衣伝説に登場する「天女の羽衣」に縁取られている。

    所蔵 / 静岡市

  • 浮世絵六十余州名所図会 駿河 三保のまつ原

    広重晩年の作品であり、日本六十余州の国々の名所をくまなく描いた全七十図の一図。縦長の画面に中景から遠景を重ねた俯瞰構図に加え、前景の三保半島を短縮法的に斜めに配置することで奥行と広がりを出している。

    所蔵 / 国立国会図書館

  • 浮世絵冨士三十六景 駿河三保之松原

    広重が最晩年に手掛けた富士山を題材にした全三十六図の一図。左奥に富士、右から松原の先端が伸びてくる構図で、広重は松原に近づき、ひときわ富士山を大きく捉えている。縦長の画面に中景から遠景を重ねた俯瞰構図で奥行と広がりを出している。  

    所蔵 / 静岡市東海道広重美術館

松原保全に関する文献や書籍のデータベース

松原保全に関する文献や書籍のデータベースです。
松原の保全活用のための研究や活動にお役立てください。
収録している資料はすべてみほしるべで保管しています。