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その他旧帝国劇場観覧席天井画
明治44年に開場した帝国劇場の天井部分を飾った壁画である。謡曲羽衣を題材にしており、舞台前の天井には羽衣を着た天女が昇天する処を描いている。月宮殿からは数多くの天女が楽を奏したり、香を焚いたり、甘露を汲んだりして出迎えに来る様子を描いている。
所蔵 / 鹿児島市立美術館
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その他大拝殿天井画
大拝殿の天井絵は「八方睨の龍」、「四方睨の龍」、「迦陵頻伽(かりょうびんが)」2面、「天人」6面合わせて10面あり、文化2年(1805)から同11年(1814)の大拝殿建立に当たって描かれたものである。当代の屈指の絵師狩野榮信(かのうながのぶ)、狩野寛信が5面ずつ分担して完成させた。
所蔵 / 静岡浅間神社
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レコードがまだ高価で、楽譜が音楽普及の中心だった時代、セノオ楽譜は竹久夢二の装画で人気を博した。水彩によるこの原画には、天女と富士山、三保の松原が描かれ歌詞を暗示する。駿河湾の波と天女の衣の裾のラインの繰り返し、細い線を重ねた題字などに羽衣の軽やかさが表現されている。
所蔵 / 静岡市美術館